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カバンの作り手としての思い
革という素材について
革を使わないということをコンセプトにして制作している方もいます。
もちろんそれは作り手としてのこだわりですので、そういった考え方もあると思います。
最近は環境保護など動物の皮で服や鞄等を作るために捕えて来る事に抵抗感があり、それに反対する声も上がっています。
当工房も物作りためだけに、わざわざ捕れえてきたものを使いません。
むしろそれには反対の立場でもあります。
しかし、我々が営んで行くため動物は食糧として必要とされている事は否定できません。
そして、そこには必ず革としての素材が生まれます。
そのままにしているならゴミとして処理するしかありません。
本当にそれでいいのか?
伝統として培われてきたものがあるはずです。
それを自然の素材として生かせる場があるならそれを使用したいという思いがあります。
そう言ったコンセプトのもとに同じ思いを共有して頂ける方に、是非使ってもらいたいと思っています。
工房にほど近くの九十九里浜の景色
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